こめの、えいがぶろぐ

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01.27 ミスティック・リバー ★3

ミスティック・リバー

監督:クリント・イーストウッド
主演:
 米評価 ★★★☆☆

2003年にクリント・イーストウッドの手によって小説が映画化されたこの作品。

ミリオンダラーベイビーが好きなわたしにとってはとても楽しめた、いや考えさせられた作品でした。

内容としては、ジミーとショーンにデイブ、この3人の少年時代に味わった後悔?の念が大人になってからもまだ残っていて3人が3人とも許し合えないまま、受け入れられないまま、ジミーの娘の死という悲劇が再び“他人を信じられない”事や自分本位な考えだったりを思い返すきっかけになり、悲劇が更に悲劇をうんでしまうという人間の愚かさだったり弱さを1シーン1シーンに切実に描いた作品。

原作を読んでいないため、3人の幼少時代の背景だったり、ジミーの娘が死んだ描写だったりがあまり読み取れなかったけど、1人1人の考え方については見てるだけですんなり味わえた。

前半はあたしの個人的な感情として、見るに堪えないシーンばかりだったけどね。

弱さばかり引き立つ人間もいれば、強さを見せていても弱い人間だっている。

出ているキャスト全員がいろいろな「人間の弱さ」を見せていたよ。

この映画は一人で観る映画だと思う。

間違っても、誰かと一緒に感想を言い合いながら観る映画ではない。

星は3つだけど、観て良かったと思える内容だったし、また観たいと思いました。

うん、つーか原作読みたいかな。