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02.14 夜にはずっと深い夜を/鳥居みゆき  ★5

夜にはずっと深い夜を  米評価 ★★★★★ 著者 鳥居みゆき 内容 独特な不条理世界を演じるコントで異彩を放つお笑い芸人、鳥居みゆきがはじめて書き下ろす不幸な女たちの狂気の叫び。本書に登場するのは、過剰な愛情、コンプレックス、欲望を抱えた女たち。 「きたないものがきらいなきれいなお母さん」「真夜中のひとりごとが止まらないシズカ」「花言葉で未来をうらなう華子」「地獄にとりつかれた女」「同窓会であだ名が思い出せない佐々木さん」「一匹の虫から人生が狂いはじめるのり子」など、壊れゆく女たちの孤独が不気味な挿画とともに見事に表現されています。一行読むごとに世界は歪み、感情はえぐりとられることでしょう。テレビよりもさらに深く濃い鳥居ワールドに戦慄してください。 ネタばれ注意! 感想 短編小説です。 と、思いきやつながっています。 短編で読んでも良し。流れで読んでも良し。 少々オカルト入ってますが、それも彼女の良さでしょう。 鳥居さん初の小説。 あたしはテキストサイトが大好きです。 そして、その中でもじわ怖系の短編ものが好きなので、彼女の文章はまんまあたしのど真ん中ってわけですよ。 鳥居さんの世界は一度ハマると抜けられません。 ことばあそびや、ひとりあそびが大好きなあたしにとってとっても大切な宝物です。 2月14日は誕生日ということもあって、とっても大好きな鳥居さんの小説をとっても大事な人に買ってもらいました。 大切にします!