こめの、えいがぶろぐ

映画を毎日観たい

01.02 運命のボタン ★2

運命のボタン [DVD]/キャメロン・ディアス,フランク・ランジェラ,サム・オズ・ストーン  米評価 ★★☆☆☆ 主演 キャメロン・ディアス 監督 リチャード・ケリー 内容 1976年、ヴァージニア州のとある街。 郊外に住むノーマとアーサーの夫妻の元に、謎の箱が届けられた。 アーサーが開けてみると、そこには赤いボタンの付いた謎の装置が入っていた。その日の夕方、今度はノーマの元に謎の男が訪ねてくる。 その男いわく、「ボタンを押せば現金100万ドルを手にする。 しかしどこかであなたの知らない誰かが死ぬ」。 夫妻は迷うが、生活が苦しいこともあってボタンを押してしまい……。 ※ネタばれ注意! 感想 リチャード・マシスンの短編小説『死を招くボタン・ゲーム(原題:Button, Button)』を映画化したものです。 短編17ページのものを映画としたからなのか、話しがグダグダしてるところがあります。 ボタンを押しちゃってから、「やばいもしかして次は俺達?」と気づいてからの原因究明時も、ミステリアスな印象をつける描写ばかりで台詞はしょってるし。 まず、ボタンを渡す組織の理由が映画を通してまったく見えません。 そして、途中出てくる宇宙的な現象。 水みたいなものがタイムワープ的な現象を起したり、スチュワードの使い達は頭いじられてて鼻血出すとか意味不明。 スチュワード自身も雷事故で一回死んでたっていうね。 そこで宇宙と交信して体が乗っ取られたって言うの? そして、超現象を起せるようになったとでも? そのくせ、変なことが起こった後はビックリする位普通に生活しだすノーマにアーサ。 超現象が起こりまくった中で出てくる 「人間は”家”という箱では”テレビ”という箱を見、”車”という箱で移動をし、最後には”棺”という究極の箱に入るのである。」 という言葉が印象的でした。 原始的な考えだなあと。 うまい事言ってるようだけど、何にも深くありませんよね。 だって、今のデジタルテレビは箱じゃないもんね。 ドアを選ぶシーンなのですが、 (ひとつは幸福だけど残りふたつは永遠の破滅というドア選択ゲーム) アーサは間違ってしまったのでしょうか? あそこで正解してたらノーマは助かったの? それとも、正解したから家に戻れたわけで間違ったら、スチュワードの使いになってたっていう事? んーわかりません。 途中途中ヒントをくれる使いの人たちも結局は幸福をもたらしてくれるわけではなかったし、アーサが今なら間に合うって言われてたけれど結局間に合ってないし。 全体的にも意味が分かりませんでした。 楽しくもなかった。 最後も「そしてまた繰り返される」的な? んーやっぱりわかりません。 なので星は2つ。