01.10 サベイランス ★2
サベイランス [DVD]/ぺル・ジェームズ,ビル・プルマン,ライアン・シンプキンス
米評価 ★★☆☆☆
主演
ジュリア・オーモンド、ビル・プルマン
監督
ジェニファー・リンチ
内容
FBI捜査官のエリザベス(ジュリア・オーモンド)とサム(ビル・プルマン)は、サンタ・フェの田舎町で起こっている凶悪な連続殺人事件の捜査に乗り出す。
殺人現場に居合わせたという3人の目撃者が保護されている地方警察に出向いた二人は、事情聴取を開始。
だが、同僚を目の前で殺され、自らも傷を負った警察官ジャック(ケント・ハーパー)、コカイン中毒のボビー(ペル・ジェームズ)、そして家族を目の前で惨殺された8歳の少女ステファニー(ライアン・シンプキンス)の話はそれぞれ食い違っていた。
さらに謎が深まる不可解な惨殺事件。
そんな中、エイザベスとサムは3人の証言から驚くべき真実を突き止める……。
ネタばれ注意!
感想
残酷。
ひどい映画だこれは。
まさかあんな展開になるとは。
エリザベスとサムはあれで快感を得ていたの?
エクスタシー?
不気味すぎ。
ジャック、ボビーの調書でラストに伏線回収があるのかと思いきやまさかの、大逆転。
終始、警察を馬鹿にしている映画なのかしらと思ったけど、そんなかんじ。
あんな警察本当にいるのかな。
偏見でしかないけれど、アメリカとかなら居そう。
彼らもあれに快感を得ていたのだとしたら、不気味だな。
にしても何故ステフやジャック、ボビーをあそこでしとめなかったのだろう。
ステフにボビーも気絶させられたの?
あの事件の後、署までどうやってたどり着いたのだろう。
あんなに惨殺しておいて、3人だけ生き残らせるのが不思議。
やっぱり人間の恐怖心をあおる事に快感を感じているのかな。
その頂点に達した時に殺すのがたまらないとか?
後であそこの事件に配属されるなんて偶然あるのかしら。
それより、1度の惨劇ならまだしも2度までもステフを巻き込むだなんて悪い大人。
悪役すぎるよエリザベスにサム。
つーか、本当にFBIだったのかしら?
ラストがビックリしたのはいいんだけれども、なんだか正体バラす際のあっけなさとかが疑問。
もっと引っ張っても良かったし、恐怖の絶頂まではいかなかったよ。
殺すにしても、銃でバン、首絞め一気にじゃあじわじわと恐怖を体感できないじゃない。
鬼才デヴィッド・リンチ監督の娘であるジェニファー・リンチが撮ったものらしくて、あたし自身デヴィットがどんな映画を撮るのか知らないけれど、ジェニファーは人間の描写をいい線まで描けていた気がします。
デヴィットは超難解な映画を撮るっていうから、気になる存在ですね。
小説で読んだら、もっと自身で想像を膨らませるから面白そう。
だけど映画にしたら個々の恐怖が中途半端な所までしか描かれていないし面白くなかったです。
出てくる大人が悪い奴すぎるよ。
良い子は見ない方が良い映画。