01.29 時をかける少女 ★3
時をかける少女 通常版 [DVD]/仲里依紗,石田卓也,板倉光隆
米評価 ★★★☆☆
監督
細田守
内容
東京の下町にある高校に通う女子高生・紺野真琴は、ある日踏切事故にあったのをきっかけに、時間を過去に遡ってやり直せるタイムリープ(時間跳躍)能力に目覚めてしまう。
最初は戸惑いつつも、遅刻を回避したり、テスト問題を事前に知って満点を取ったりと、奔放に自分の能力を使う真琴。
そんなある日、仲の良い2人の男友達との関係に、微妙な変化が訪れていく。
ネタばれ注意!
感想
宇多さん大絶賛のこの映画。
実は初めて観ました。
お恥ずかしいです。
筒井康隆の小説『時をかける少女』が原作であるが、原作の物語の映画化ではなく、原作の出来事から約20年後を舞台に次世代の登場人物が繰り広げる物語を描く続編である。
と、Wikiにありました。
バタフライ・エフェクトみたいな内容。
バタフライ・エフェクトは2004年公開で、この時かけは2006年だからパクったの?って思ったけど原作はもっともっと前に書かれていますもんね。
筒井康隆のジュブナイルSF小説(1967年刊)を元にしたこの作品。
上記にあるように、今作品は小説の設定から20年後を舞台に描かれています。
筒井さんと言えばパプリカ!!
今作品もあたしの大好きなジャンルだし、原作も読んでみようかな。
筒井さんはジュブナイル作家なんですって。
ジュブナイルは調べてみたんだけど「トムソーヤ」や「不思議の国のアリス」みたいな冒険ファンタジーSFってかんじ?
夢の世界で大冒険なんて、物語でしか味わえないから楽しいですよね。
女の子とそのまわりのちょっと優等生な好青年と、ちょっと悪な数学だけ頭良い格好良い男子の3人の三角関係的な構図もなんとも好き。
その周りで起こる恋愛構想もなかなかあたし好みだし、なにより作画が二十丸!
さすがはMAD HOUSEですよね。
今敏監督が大好きなあたしにとって、こうゆう作品はとっても楽しめた絵であり内容でした。
「未来で待ってる。」ってチアキは言っていたけれど、未来に行ったら真琴はもうおばあちゃんなんじゃあないの?
個人的に好きなカットは「動機は?」って妹が真琴を止めようとするシーン。
「プリン食べたの怒ってる?」って真琴の姿をずっと追う妹がなんともかわいいっ!
あと、Time waits for no one.の(・Д・)ハア?って文字。