02.18 映画 クレヨンしんちゃん ヘンダーランドの大冒険 ★3
映画 クレヨンしんちゃん ヘンダーランドの大冒険 [DVD]/矢島晶子,ならはしみき,藤原啓治
米評価 ★★★☆☆
原作
臼井儀人
声優
矢島晶子
内容
幼稚園の遠足で出かけた北関東最大の総合アミューズメントパーク「群馬ヘンダーランド」。実はそのヘンダーランドこそ、オカマ魔女マカオ(大塚芳忠)&ジョマ(田中秀幸)とその一味が地球征服を企む本拠地であった。地球のピンチに立ち上がるしんのすけ(矢島晶子)は、アクション仮面、ぶりぶりざえもん、カンタム・ロボといった助っ人を引き連れて、オカマ魔女率いる強敵たちと世紀の決戦を繰り広げる。
ネタばれ注意!
感想
この作品から臼井は映画制作から関係を薄くしていて、原作漫画も描かなくなった。
2009年に臼井が死去したため、この作品が臼井が制作側として直接的に関わった最後の作品となった。
と、Wikiにありました。
クレヨンしんちゃんは、設定デザイン・原画・絵コンテ・作画監督と湯浅政明(最近では四畳半神話大系で賞総なめした有名アニメーター)が関わっているので作画マニアの弟的に過大評価していた作品です。
この作品でも、最後のジョマとマカオとの追いかけっこシーンのアニメーションがすごい事になっているので、そういった点からも楽しめます。
本当にすごいんです。
視点を変える箇所や、キャラクターの動きがなめらかというか、ぐわんぐわん変わっていく様が観ていてハラハラドキドキを倍増させるし、飽きないんです。
湯浅さんはすごいなあとただただ感心するばかり。
原画まで関わっているなんて相当人が足りなかったのだろうか。
久し振りにしんちゃん観たけどすごく面白かったです。
序盤で、しんちゃんが夢から覚めて登園する際、色合いがちょっとボヤけていたので、夢落ちなのかな?とも思ったんですけど気のせいだったみたいです。
バス乗車中や、車でのノーシートベルトっぷりや、幼稚園児(しかも年中)が遊園地へ遠足に行くなどと、今の世の中では有り得ない描画から1996年っぷりが見受けられます。
途中で「もしかしてス・ノーマン・パーが王子じゃない?」ってうっかり口にしたら弟に「わかってたけど言っちゃダメじゃん。」と怒られました。
ああ。
何というか、総括すると雛形あきこの雛形あきこによる雛形あきこのための映画です。
もうこの言葉につきます。
キャッチコピーは『オラ、この勝負には絶対勝つぞ!!』。
悟空?