こめの、えいがぶろぐ

映画を毎日観たい

08.18 ツリー・オブ・ライフ ★2

$こめの、えいがぶろぐ  米評価 ★★☆☆☆ 主演 ブラッド・ピット 監督 テレンス・マリック 内容 かつて父が望んだように仕事で成功を収めたジャック。 けれど何を成し遂げても、誰と一緒にいても憂いに沈んだその心が晴れることはない。 1950年代にテキサスで過ごした少年時代の記憶を手繰り寄せれば、人も自然も愛しなさいと優しく諭す母と、抜け目なく立ち回れと厳しく教える父がいて、弟たちと共に父の怒りを買っては恐れおののいた日々がよみがえる。絶対的な君主である父は畏怖と憎しみの対象だった。 子供の誕生という奇跡の喜びと、その子供を亡くすという計り知れない悲しみを味わうブラッド・ピット扮する父は、尊敬され愛される父親になりたいと願う一心でタフな家長として突き進む。 対して、忍従する母、激しく反発する息子という図式は、古今東西、普遍的な家族の物語と言えるだろう。 が、そこには常に神との会話があり、生命力みなぎる地球の姿があり、果ては宇宙の彼方にまで観る者を瞬く間に連れてゆく壮大かつ深遠な映像世界が広がっているのだ。 ネタばれ注意! 感想 いやね、内容はいいんですよ。 でもちょいちょいはさむ、奇跡的なやつ。 あれ私嫌いなんです。 だって、私計ってみたら、最初の40分はなんかデモアニメーションみたいな。 生命の不思議のスクリーンセーバーみたいな。 しかもそっから、恐竜っていう。 あれ要りますか? 語り口調で話が進んだり、父との葛藤を時系列無視して語るのはいいんです。 映画ながらで、とてもいいんです。 でもね、必要ないカット多くないか? なんていうか、映画館で見る価値が無い映画。 ショーン・ペンなんて、全体の10分の1にも満たないですよ役割。 役どころ的には重要人物ですが、ポスター乗るべきじゃないでしょ。 2011年のカンヌ国際映画祭での初期のレビューは賛否二分しており、初演時には拍手喝采と同時にブーイングも起こった。 というように、賛否二分しますわな。 好きな人は好きでしょう。 私はブーイングに1票ですね。 もう一度言います。 映画館で見る価値が無い映画。 1時間くらいに短縮して、無駄な映像はぶけば面白い作品だと思います。 でも、感想が二分しているんですもんね。 8割は高評価らしいので、素晴らしい映画なんでしょう。 あ、夫妻の演技等、無駄な映像以外は素晴らしかったですよ。 最後のエレベーターでのシーンまで、電子音というものがなかった気がします。 自然を多く含む上で、自然では無い音を含まないっていう点はとても良かったです。