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12.27 マイレージ・マイライフ ★3

マイレージ、マイライフ [DVD]/角川映画 ¥2,940  米評価 ★★★☆☆ 主演 ジョージ・クルーニー 内容 ライアン・ビンガムはいわゆる「解雇宣告人」であり、1年のうち300日以上を出張のために全米中を飛行機で飛びまわるのに費やすという人生を送っていた。 彼の目標はマイレージを1000万マイル貯め、飛行機に自分の名前を残し、フィンチ機長と面会すること。 「バックパックの中に入りきらない人生の持ち物は背負わない」というモットーを持ち、肉親とも距離を置き、結婚にも興味を持たず、旅先で知り合ったアレックスとも気軽な関係を続けていた。 だがライアンがオマハの本社に戻ったある日、新入社員のナタリーが現地出張を廃止してネット上で解雇宣告を行うシステムを提案する。 ライアンはそれに反対し、ナタリーと衝突する。 そこで上司のクレイグは、ライアンにナタリーの教育係を命じ、彼女に実際に解雇宣告を経験してもらうために二人で出張させる。 ネタバレ注意! 感想 これもまた弟に勧められた作品。 最後のシーンで解釈をめぐっています。 ↓twitterより 東大生さん あと町山さんは最後クルーニーは「俺にはこれしかないから」と仕事に帰っていくんだ、と言ってたけど、違くない? 仕事に帰ってないと思うんだけどなあ。 町山さんマイレージマイライフ」は彼がリストラ屋を続ける決意をして終わります。 普通の娯楽映画の筋書きがわからないとは… 実は「マイレージ・マイライフ」の主人公は死の天使と重ねて描かれています。 西欧では人が死ぬときに天使が訪れて運命を受け入れなさいと話すと言われています。 リストラ代行屋は企業社会の死の天使です。 とかその他いろいろ。 ここにまとめられています。 A 仕事を続ける B 仕事をやめる このどっちか?って事。 わたしはA。 最後のスーツケースから手を離すシーン。 「あ!ジムにマイルあげる電話しなきゃ」だと思ったんです。 だって、またかけるって言ってたし。 マイルをゼロにして、飛行機に乗って仕事に行く。 これだと思います。 個人として好きなシーンは最初のライアンのいちゃつきシーン。 映画でよくある、大人の恋愛ってかんじでああいうセリフ言ってみたいものです。 なんだか、これぞトレンディドラマ!って感じでした。 なんかこれ観ながらまた弟の事を考えてしまいました。 あの子、きっと晩婚もしくは生涯独身だろうなあ。 もし結婚するなら「僕の副操縦士になってくれないか」って結婚式で言ってもらおっと。