02.12 タクシードライバー ★3
タクシードライバー [Blu-ray]/ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
米評価 ★★★☆☆
主演
ロバート・デ・ニーロ
内容
ベトナム帰りの青年トラヴィスは、夜の街をタクシーで流しながら、不浄な世界に苛立ちを感じ始めていた。
そんな中、選挙事務所に勤めるベッツィと親しくなるトラヴィスだったが、彼女をポルノ映画に誘ったことで嫌われてしまった。
やがて、闇ルートから拳銃を入手し、彼の車に逃げ込んできた13歳の売春婦アイリスを救うために組織へと乗り込んでいくのだった。
ネタバレ注意!
感想
ニューヨークの荒んだ背景(70年代前半)や、戦争、当時の銃への偏愛や、サルトルの実存主義小説「嘔吐」や、実際に起きたジョージ・ウォレス知事暗殺(1972)を企てたアーサー・ブリーマーの日記などさまざまなものがもと
↑
とのこと。
70年代に生きる少年たちには、主人公トラヴィスが映画さながら英雄に思えたみたいです。
バッドエンドかと思ったので、アイリス父からの手紙に闇が潜んでないか聞き入っちゃいました。
結果、平和に過ごせてたのかな。と感じたので、良かったのかな?
最後の、英雄~ベツィ擦り寄りの部分はトラヴィスの妄想とも感じました。
死に行くなかで走馬灯のように最後駆け巡ったのは、結局は妄想なのかと。
名台詞と言われている「you talkin' to me?」鏡の前のシーン。
あれデニーロさんのアドリブなんですって。
「ヒース・レジャーより、デニーロさんは役に入り込むらしいよ」って聞いてたのですが、びっくり。
どうしてもあの、テルしか知らなくて申し訳ないです。
他の作品もとても観たくなりました。
いやー、タクシードライバーの前にホステージ観たのがいけなかったね。
ホステージ、トラヴィスに感化されすぎ。
当時の男子にとっては真似しちゃいたい感がよくわかる。
日本の尾崎豊みたいかんじ?
いや違うか。
Wikiより
この映画に影響されてジョン・ヒンクリーがレーガン大統領暗殺未遂事件を起こした。
「you talkin' to me?」