02.17 コントロール ★4
コントロール
出演:レイ・リオッタ、ウィレム・デフォー
監督:ティム・ハンター
米評価 ★★★★☆
死刑囚を使って新薬を治験。
新薬とは、凶暴な性格だったり非社会的人格障害における人間への投薬。
なので、暴れ者のリーを使ったわけですね。
友情、愛情まではいかないけど、人の繋がりや信じ合う心が温かいすごく良い映画でした。
と、いうかあたしは日々SSRIを飲んでるわけだけど、やっぱりこうゆうのを観ると“病は気から”の信憑性も高まってしまう。
だって、“薬を飲めばあたしは大丈夫”って事はイコール“薬が切れたらどうなったって知らないんだから”ってなふうに躁鬱だったりうつ病の人はなってしまうんだと思うの。
自分で薬の飲む行為が助かる手段ってマインドコントロールするから、それがデプロメールでもデパケンでもセルシンでも、いや例えばキシリトールやフリスクだとしても必死にすがってるわけだからね。
仕方がない。
ここから、ODだったりアムカやリスカの自傷行為にハマってしまうんだよね。
心が弱いからじゃなくって、それが自分の生きているか否可の判断材料になってしまうから恐ろしい。
マインドコントロールの繰り返しで、感情をも欠落させていく。
そして肉体にもそれが表れていく。
投薬っていう行為は、催眠がかかりやすい中度の精神病患者にとってはあまり良くない行為に思える事が多々ある。
まあ、医者が言う「薬を飲みたくなくても、勝手な断薬は止めましょう。」って事は、肉体的な催眠を勝手にとくとずっと眠りっぱなしになってしまうから気をつけてって事だろうけどね。
折角開いた出口が閉ざされてしまわぬよう、今日もまたデプロを多量に飲んでしまうあたしでした。
おっと、大分話しが反れました。
この映画は本当にとても良い映画でした。
是非みてほしい。